2022年4月の酒蔵の写真
ここから徐々
はじめまして。
里和浸酒(さとのわしんしゅ)のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、里和浸酒というお酒づくりの取り組みや、その背景にある日々の出来事、素材のこと、地域のことを、少しずつ記録していく場所として立ち上げました。
完成されたストーリーを語るというよりも、考えながら、試しながら、進んでいく過程を残していく。そんな場になればと思っています。
里和浸酒は、滋賀県多賀町大滝地区で生まれた、薬草酒・クラフトリキュールのブランドです。
ビーツ、ローゼル、赤紫蘇、クロモジなど、地域で育つ植物や、関わりのある方々が大切に育ててきた素材を使い、「浸す」というシンプルな製法でお酒をつくっています。
名前の「里和浸酒」には、いくつかの意味を込めています。
里は、自然や暮らしの近くにある場所。
和は、人と人との関係、調和、やわらかさ。
浸は、素材と時間がゆっくり交わること。
強い主張よりも、静かに染み込むような存在でありたい、という思いから、この名前を選びました。
私たちが目指しているのは、特別な日のためだけのお酒ではありません。
仕事終わりの一杯、誰かと食卓を囲む時間、ふと一息つく瞬間に、そっと寄り添うお酒です。
飲んだ瞬間に驚かせるよりも、「なんだか落ち着く」「また飲みたくなる」と感じてもらえることを大切にしています。
この取り組みは、もともと使われなくなっていた酒蔵を、もう一度“酒をつくる場所”として活かしたい、という思いから始まりました。
ただし、最初から大きな理想や完成形があったわけではありません。
地域の人と話し、畑に足を運び、素材と向き合う中で、少しずつ輪郭が見えてきたのが里和浸酒です。
このブログでは、
・お酒づくりのこと
・使っている素材やハーブの話
・酒蔵や地域での出来事
・イベントや試みの記録
などを、等身大の言葉で綴っていく予定です。
更新頻度は決して多くないかもしれませんが、その分、一つひとつを大切に書いていけたらと思っています。
もし、里和浸酒の考え方や空気感に、少しでも共感していただけたら、時々この場所を覗いていただけると嬉しいです。
里和浸酒の取り組みをご覧いただき、ありがとうございます。
株式会社おおたき里づくり研究所の代表を務めております、岩下晃士です。
私はこれまで、地域に関わる活動の中で、農や食、暮らしと人との距離について考える時間を多く過ごしてきました。
その中で感じていたのは、「すごいもの」や「目立つもの」よりも、「無理なく続いていくもの」の方が、地域にも人にもやさしいのではないか、ということです。
里和浸酒は、そんな思いから生まれました。
素材の背景にある風景や、人の手間、時間の積み重なりを大切にしながら、背伸びをしすぎない形でお酒をつくっていきたいと考えています。
まだまだ小さな取り組みで、試行錯誤の連続ですが、だからこそ、関わってくださる方々と一緒に育てていける余白があるとも感じています。
このお酒や、この場所が、誰かの日常にそっと寄り添う存在になれば幸いです。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
株式会社おおたき里づくり研究所
代表 岩下晃士